平成18年9月 印旛村定例議会質疑より

1.交番の設置について

9月19〜21日に開催された印旛村議会について皆様にお知らせします。

いには野地区は、平成12年4月の街開き以降、めざましい発展をとげております。日医大駅から成田空港までは第三セクターとして今年の4月、堂本知事等により鍬入れがあり、工事にゴーサインされ、着々と工事が進められています。その中にあって、駅前は今年さらに262世帯のマンションが建設されています。
人口の増加を考えると、どうしても防犯上交番が必要であります。交番設置の予定はどうなっていますか。

印旛村 平成16年の第1回定例会においても国嶋議員より同様の質問があり、また、同年の第3回定例議会で「印旛日本医大駅前に交番の早期設置を求める意見書」が採択され、県知事・県警本部長宛に意見書を提出していただきました。その後も折に触れ、千葉県や県警本部あるいは印西警察署に交番設置の要請をしていますが、残念ながら現在まで設置に至っていません。
千葉県の刑法犯の認知件数は、平成14年の168,366件をピークに平成17年には131,037件と3年連続で減少しておりますが、10年前の平成7年と比べますと1.3倍となっていて依然として高い水準にあり、県では平成7年の水準に戻すことを目標に、関係機関と連携しながら犯罪発生件数の減少に努めているところです。
このような状況の中で、交番の設置につきましては、県警本部におきまして地域の人口や犯罪発生件数をもとに、@配置に必要な警察官が確保できるか、A業務が過重となっている既存交番への増強配置の必要性、B新設すべき交番の周辺地域の開発状況や治安情勢等を総合的に勘案し設置しているそうです。本村の設置要望につきましても、ただ今申し上げました観点から検討していただいているものと思いますが、残念ながら設置に至っておりません。
ちなみに、千葉県での新規の交番設置数は平成17年度で1件(浦安市)です。また、平成18年度は、交番設置の予定はないそうでして、非常に厳しい状況にあります。当面は、村内の2つの駐在所を中心に、足りないところは本署の応援をいただき、必要に応じてパトロールカー等によるパトロールを強化する等、状況に応じた適切な対処をお願いしたいと考えております。

人口増による犯罪防止のために村はどのような対策を考えていますか。

印旛村 ご指摘のように人口増加により、犯罪は増加しますが、中でも「街頭犯罪」や「浸入犯罪」といわれる犯罪が増える傾向にあるそうです。これらの犯罪の特徴は、犯人が「怨恨」を理由に狙うことはまずなく、狙われる理由はただ一つ、「犯罪がやりやすいこと」だそうです。つまり、「やりにくい」と感じたら、犯罪を実行しないわけで、住民の一人一人が高い防犯意識をもって、彼らに手を出させない対策を講じることによりこれらの犯罪は減少します。このような住民レベルでの犯罪抑止が「街頭犯罪」や「浸入犯罪」の防止に大きな効果があるといわれています。管内の印西警察署でも、各自治会を対象に「犯罪予防セミナー」を開催し、防犯技術の向上や防犯意識の高揚に効果を上げていると伺っていますので、本村におきましても、警察と連携し、自治会等を対象に「犯罪予防セミナー」を開催し、防犯意識の向上を図りたいと考えております。また、現在、住民による防犯パトロール隊のパトロール活動として、「平賀学園台」と「いには野ウェルガーデン」で活動していただいておりますが、今後、必要に応じて他の自治会等にもパトロール隊を編成していただけるよう働きかけたいと思います。
その他、今年の6月には、印西警察署から「空き巣」や「車上荒らし」の発生状況を提供していただき、防災行政無線により広報し、犯罪情報の周知を図っています。
同様に教育委員会では、6月から同じく防災行政無線を利用して、子供たちの帰宅を促すとともに子供たちを見守っていただくよう広報し、子供たちの事故防止に務めています。それから、各学校へは「地域安全・印旛村」の腕章を配布し、PTAの方々等がパトロールを行う際に利用していただいております。また、「防犯パトロール実施中」のマグネット式ステッカーを車両に掲示することより、パトロール活動の効果向上に努めているところでございます。こうした活動を進める、あるいは支援することにより犯罪が少しでも減少すればと考えております。
われわれ自治会も、自分の町は自分で守るという意識のもとで、近々、いには野安全協議会を格上げして「いには野防犯安全パトロール隊」を発足しようと準備中です。この活動に「いには野館」を利用できるよう交渉していただけないでしょうか。
印旛村都市再生機構に問い合わせたところ、「いには野館」は、現在、土曜日及び日曜日のみの開館ですが、開館時間中なら会議室等を提供できるのではとのことでした。ただ、平日については、閉館しており警備体制上も難しいとのことでした。いずれにしても、パトロール隊の活動内容等についてご連絡いただきたいとのことでした。
駐在所の平成17年度の来客数と事件数をお知らせください。
印旛村平成17年度の瀬戸及び岩戸駐在所の事件取扱件数について、警察に問い合わせ、村全体の犯罪発生状況(刑法犯認知件数)を教えていただきましたが、交番別には、公表していないということでした。ちなみに、村の犯罪発生件数は、総数が87件、凶悪犯が1件、粗暴犯が4件、窃盗犯が64件、知能犯が2件、その他12件となっております。

2.横断歩道と信号機の設置について

国嶋 いには野地区・ウェルガーデン・印旛中学校の道路と、日医大・マツモトキヨシからの道路の交差する所には、横断歩道がなく、中央分離帯をまたいで横断しなければならない状態です。このままでは事故を誘発しかねないため、地域住民より横断歩道の設置等の対策をしてほしいと要望があります。
交通安全上横断歩道の設置等についてどのように考えていますか。
印旛村ご指摘の交差点は、道路計画当初から隣接の交差点に近接している事もあり、信号機の設置される交差点ではなく、同時に自動車等は左折だけの計画でした。ここに横断歩道を設ける事は、全体道路幅員27mの内、片側2車線両側で4車線の車道区間17mの道路を横断することになり、交通安全上非常に危険な横断個所となり、好ましくないと思われます。
この件に関して印西警察署に相談したところ同じ意見、考えでした。ご指摘の交差点から南側に約150mで信号機のある交差点による横断歩道があり、北側、印旛中学校方面には約180mで現在は信号機が設置されておりませんが、将来的には信号機の設置される予定の交差点に横断歩道が設置されています。このいずれかの交差点の横断歩道を利用することが、交通安全のため、また、いには野小、印旛中学校の通学路になっていますので、大人の方々が横断歩道のない個所を横断しますと子供達等も真似をする恐れがございますので、教育上、安全面等との観点からも横断歩道で横断されるようお願いします。
国嶋信号機設置の近況について教えてください。
印旛村これまでのご要望も受け、警察署等と鋭意交渉してまいりました結果、関電工と小学校のところに信号機が来年3月に設置されることとなりました。
国嶋鈴木参事の説明で、住民の願いをとりあげ、警察と激論を交わして一所懸命に信号機の設置に努力されたことがわかりました。陰で苦労されていることも、私自身警察署に直接行って話しているので解ります。
9月16日の運動会の際に、村長から今年の予算では無理かもしれないが来年にはなんとか、うまくいけば今年中に信号機2台設置されるかもしれないと話がありました。その話をうけ、すぐにいには野区長会で報告しました。
今日は、信号機のない交差点で現実に被害にあった方の命日です。その方とは個人的なお付き合いもあり、早く信号機をといつも催促されていました。まさかその方の死をもって信号機の設置が実現するとは思いませんでした。
警察署は恐らく事故が多いだけでは決して信号機はつかなかったと思います。人身事故があったため、都市再生機構が立ち上がってくれ、われわれ地域住民の意向を汲んでやっと本腰を入れてくれ、やむなく警察もやらざるをえなくなったという状況だと思います。2台の信号機が来年3月に設置されることにほっとしておりますが、人の犠牲があって始めて実現したことについては複雑な気持ちです。

(考察)今回の信号機の新設は、いには野明日を育てる会・初代の河瀬会長はじめ歴代会長、区長はじめ地域住民の皆様の長期にわたる熱意と連帯の成果であると思っています。

3.ごみ袋の価格について

国嶋住民の生活はガソリン高騰や住民税などの負担増で大変です。
その中で、ゴミ袋の価格については、印西環境整備組合傘下の二市一町二村(印西市・白井市・栄町・印旛村・本埜村)がそれぞれ個別に発注しているようです。ゴミの収集という同一のサービスを受けながら所属する自治体によって購入価格に大きな差が生じています。ゴミ袋は住民にとっては長期間にわたって継続的に購入する必要があり、その負担額は大きく、日常生活を圧迫しています。そこで、次の点について質問します。

ゴミ袋の販売価格比較:複数の店舗での実売価格の範囲
(調査対象:ジョイフル本田、ジャスコ、ランドローム他)



印旛村のゴミ袋はどうして高いのですか。

印旛村指定ごみ袋については、異物の混入の防止等の観点から印西地区環境整備事業組合構成市町村毎に、規格、ごみの出し方等の印刷内容を定め、業者選定を行い、指定袋を発注しているところです。
なお、ごみ袋の価格については、製造コスト等の要因により、販売価格に格差が生じているものと考えられます。従いまして、販売枚数の多い市町村の指定ごみ袋は安く、販売枚数の少ない市町村のごみ袋の価格は高くなっているのが現状と思われます。
国嶋印西環境整備組合で価格を統一できないのでしょうか。
印旛村印西地区におけるゴミ処理体制を現在の二元化体制から、収集、処理、資源化までをすべて一括して共同処理する「一元化」について検討されています。
資源・清掃事業の一元化計画のなかで、ゴミ袋についても、現在、可燃・不燃・資源の3種類を統一ゴミ袋にすることについて、協議・検討しているところであります。
国嶋印旛村は袋の販売に関与しているそうですが何故ですか?
印旛村印西市、白井市、本埜村は、ごみ収集袋の規格を要綱等で定め、製造・流通については、製造業者と小売店に任せています。栄町と印旛村は、小売店からの注文を役場で受け付けて、役場から袋のメーカーに発注して小売店に卸す様になっています。行政でいわゆる中間卸のような業務を行っていることになります。栄町は、ゴミ処理に係る費用の一部をゴミ袋の価格に上乗せしている関係で当然、流通に関与する必要があるわけですが本村がなぜゴミ袋の流通に役場が関与しているのかと言いますと、千葉NTの構成市町村の中では、本村が先行する形で平成12年から指定ゴミ袋による収集が始めました。
当時、企画の段階では、現在の印西市、白井市、本埜村で採用している東京方式も、一部有料化の栄町のような受益者負担金の上乗せも検討いたしました。東京方式を選択するには、人口の関係から需要枚数が少ない。受益者負担を求めるのは、近隣市町村とのバラシスを第一に検討をかさねました。将来の、有料化、受益者負担金上乗せにも対応できるように、村がメーカーと小売店の間に入り袋の品質管理や小売店ごとの袋の流通量を積み上げてデータ管理を行う事が後のゴミ行政に役立つとの思いから現在の方式を採用したものであります。ちなみに昨年度のゴミ袋の発注枚数は、合計720,000枚であります。
国嶋ゴミを受け入れ処理する側の印西環境整備組合の意見として個別市町村名を明記しなくとも支障はないそうです。せめてゴミ収集だけでも「合併」し、早急に統一価格を実現していただきたいと思います。さしあたっては印西市、本埜村、印旛村の統一を図るべきと思います。

国嶋久善事務所 印旛村舞姫2-2 C-103 電話・FAX 0476-98-3747
電子メール hi@92san.com (ハーイ・アット・くにさん・ドットコム)