私は平成12年に印旛村の住民になりました。私の残された人生を過ごす第二のふるさとです。
少子高齢化の中で高齢者の皆様が安心して老後を暮らしていくための福祉施設の整備は、今の印旛村にとって最優先課題であります。特に高齢者福祉施設を推進していく上で特別養護老人ホームの施設整備は重要な役割を担っています。
■福祉重視の伝統
印旛村の歴史を調べてみますと、軽費老人ホームよしきり荘(昭和53年6月開設)、千葉県立養護学校(昭和55年4月開校)、日本医科大学付属北総病院(平成6年1月開院)と、他町村に先駆けて歴代村長さんは、高齢者・福祉対策に重点を置いて運営されてきました。
特別養護老人ホームの件については既に諸先輩が議会で取り挙げてきたところでありますが、改めて質問いたしました。
■印旛晴山会(仮称)の件
村内の特別養護老人ホームの整備について、国から県に対しての交付金の内示、および県から事業者への補助の内示が四月下旬に予定されているとの話でありました。その後、五月二十日に県健康福祉部高齢者福祉課が十七年度地域介護・福祉空間整備等交付金にかかる施設生活環境改善計画書の対象施設を公表したとの報道がなされています。その二十箇所の中に、印旛晴山会(仮称)の名前が挙がっております。六百年の伝統と歴史のある地元の石橋医院が入っていないことは印旛村民にとって寂しいことです。村内の特別養護老人ホームの早期建設に向けて4点について質問しました。
質 問 |
村 の 回 答 |
| @国の交付金内示の見通しは? |
県に確認したところ、5月20日に計画書を国に提出済みですが、いまだ回答がなく、6月中には回答が来る見通しとのことです。 県では国からの内示があり次第、速やかに事業着手ができるよう5月24日に説明会を開催しております。 |
| A特別養護老人ホーム新設の時期はいつ頃に計画されていますか。 |
本村に特別養護老人ホームを建設する計画は今年度事業として平成18年3月末を期限として工事する予定です。 |
B本村の施設の規模は? |
第一種社会福祉事業として、特別養護老人ホーム定員50名、ショートステイ定員10名、第二種社会福祉事業として、老人デイサービスセンター定員20名、居宅介護支援事業、在宅介護支援センターとしての機能を備えたもので、敷地面積7248.21u、延床面積3466.95u、鉄筋コンクリート造という施設規模です。 |
| C行政として村内の特別養護老人ホーム入所希望・待機者の現状をどのように把握しているのでしょうか。 |
特別養護老人ホームは、介護保険に加入し、要介護1(部分的な介護を要する状態)以上の方が利用できる施設です。本村でも要支援から要介護1〜5の6段階で区分し、介護認定審査会で認定する方法を採用しています。
今年4月時点での介護認定者は256人です。特別養護老人ホームの入所希望者は32人です。 |
村内の特別養護老人ホームが来年3月までに建設される見通しとのことで、ひとまずは見通しどおりの早期の建設の実現に向けて行政の支援をお願いいたします。しかしながら、村内の要介護者258人という規模を考えますと、入所希望者は32人ということではありますが、今後の高齢化の進展も含め、定員50人では何年もしないうちにキャパシティを超えてしまうのではないでしょうか。
昔は大家族、近所付き合いの中で、多くの元気な者が、少しのお年寄りを支えていくという面がございました。しかし、今日では核家族化が進み、隣の人が何をしているのか知らない社会であります。そのような状況でも、なるべく家族の中で面倒を見ようということで、要介護の老人を数人の家族で働きながら抱えているといった大変な家庭も少なからずあるわけです。
高齢化・少子化については、印旛村だけでは解決できない大きな問題ではありますので、この場で行政の責任を問うつもりはございませんが、長期的な大きな問題として常に頭の片隅に置いておかねばならないと思います。 |